2007年05月15日
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SaaSの市場規模が拡大する中で、セールスフォース・ドットコムの戦略は?
【Symposium/ITxpo】業務アプリケーション市場は2007年が転換点:ITpro
もう1つ予測がある。「2011年までに,業務アプリケーション分野における新規売り上げの20%以上が,SaaS(Software as a Service)モデルでもたらされる」というものだ。つまり,オープンソースの浸透とSaaSの普及,これが今後5年間の業務アプリケーション分野の基調になるというのである。◇
Gartner Symposium/ITxpo 2007で発表された今後5年間の予測の中で、オープンソースとSaaSの拡大がコメントされました。2011年までの新規業務アプリは20%以上がSaaSというものです。
ERPやSCM,CRM,Officeアプリケーションといった分野は,市場規模は大きいが飽和期が近づいている。これから期待できるのは,『企業内検索』『リアルタイム・コラボレーション』『ビジネス・インテリジェンス』『チームウエア』『エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント』などの分野だろう」との予測を示した。しかし、メジャーアプリケーションは飽和期が近づいており、CRMをキラーアプリケーションとしているsalesforce.comもこの影響を受けることは必至です。
上記の予測の中で取り上げられている5点についてsalesforce.comがどうしようとしているのか予想してみましょう。
勝手に予想
『企業内検索』:欲しいが守備範囲は一部。
この分野は昨年Google、Oracle、Microsoftなどが製品を発表しています。日本でもウチダスペクトラムやアクセラテクノロジなどが有名です。昨年5月のZDNet Japan エンタープライズサーチカンファレンスで火が付き始めました。
簡単に探せるなどのユーザインターフェース、対応フォーマットの拡大以外にも2.0的なタグ付やユーザの評価ポイントなどを取り入れた製品が出ていますが、最大のポイントは権限。「検索結果=見ていいもの」でなければなりません。
Salesforce.comではプロファイルの設定により細かく設定可能だった構造化データから拡大し、Koral社の買収によって非構造化データまで進もうとしています。
しかしながら、Salesforce内にあるのは企業データのほんの一部。ここではプラットフォーム(サーチやプロファイルのAPI)の接続性を高めて他のエンタープライズサーチから簡単に検索を行うことができるようになる方向で進むのではないでしょうか。
◇
『リアルタイム・コラボレーション』:連携。
Web会議のWebExをシスコが買収したのは記憶に新しいところです。Googleが提供するDocs&SpreadsheetsやGoogle talkなどもリアルタイムにコラボレーションができますし、Live系のソリューションやLotusにもあります。とにかくいろんな方法がありますが、特に通信キャリアと組む必要があるのがこの分野でしょう。
Salesforce.comはコンタクトセンター関連でWeb系のマッシュアップ(WebExとの連携など)を実現することはあるでしょうが、それ以外のクライアントソフトを使った方法をとるとは思えません。
Salesforce自体をデータを中心としたコラボレーションソフトと位置づければ、マッシュアップ先というのはおのずと見えてくると思います。
◇
『ビジネス・インテリジェンス』:連携。
今はビジネスオブジェクツを筆頭にいろいろな会社とAppExchangeを通じて連携しているのこの分野です。
Salesforceのレポート・ダッシュボードは非常に使い勝手がいい反面、機能に制限があります。そこを補完する意味でも重要な連携カテゴリです。ビジネスオブジェクツは突出してSaaS化へのコミットメントを行っていますし、オラクルのハイぺリオン買収に対抗するためにも差別化のポイントとしてSaaS化に投資するはずです。
どちらか成長の早いほうが買収するかもしれません。
◇
『チームウエア』:ワカンネ('A`)
◇
『エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント』:気合い入れて強化。
先日のKoral買収がここに直結。オラクルも2006年のStellentの買収によって本格参入。Microsoft、IBM、EMCなどもいる主戦場になりそうな場所です。
アプリケーションとしての魅力もさることながら、ここはやはりプラットフォームになりえます。ここを取ることで当然企業内検索もいけますし、Webコンテンツマネジメント、普通の文書管理、ECサイトへの展開などが考えられます。マルチテナントですのでThinkFree Docsのようなドキュメントエクスチェンジも簡単です。
Data is the Next Intel Inside。
この分野は昨年Google、Oracle、Microsoftなどが製品を発表しています。日本でもウチダスペクトラムやアクセラテクノロジなどが有名です。昨年5月のZDNet Japan エンタープライズサーチカンファレンスで火が付き始めました。
簡単に探せるなどのユーザインターフェース、対応フォーマットの拡大以外にも2.0的なタグ付やユーザの評価ポイントなどを取り入れた製品が出ていますが、最大のポイントは権限。「検索結果=見ていいもの」でなければなりません。
Salesforce.comではプロファイルの設定により細かく設定可能だった構造化データから拡大し、Koral社の買収によって非構造化データまで進もうとしています。
しかしながら、Salesforce内にあるのは企業データのほんの一部。ここではプラットフォーム(サーチやプロファイルのAPI)の接続性を高めて他のエンタープライズサーチから簡単に検索を行うことができるようになる方向で進むのではないでしょうか。
◇
『リアルタイム・コラボレーション』:連携。
Web会議のWebExをシスコが買収したのは記憶に新しいところです。Googleが提供するDocs&SpreadsheetsやGoogle talkなどもリアルタイムにコラボレーションができますし、Live系のソリューションやLotusにもあります。とにかくいろんな方法がありますが、特に通信キャリアと組む必要があるのがこの分野でしょう。
Salesforce.comはコンタクトセンター関連でWeb系のマッシュアップ(WebExとの連携など)を実現することはあるでしょうが、それ以外のクライアントソフトを使った方法をとるとは思えません。
Salesforce自体をデータを中心としたコラボレーションソフトと位置づければ、マッシュアップ先というのはおのずと見えてくると思います。
◇
『ビジネス・インテリジェンス』:連携。
今はビジネスオブジェクツを筆頭にいろいろな会社とAppExchangeを通じて連携しているのこの分野です。
Salesforceのレポート・ダッシュボードは非常に使い勝手がいい反面、機能に制限があります。そこを補完する意味でも重要な連携カテゴリです。ビジネスオブジェクツは突出してSaaS化へのコミットメントを行っていますし、オラクルのハイぺリオン買収に対抗するためにも差別化のポイントとしてSaaS化に投資するはずです。
どちらか成長の早いほうが買収するかもしれません。
◇
『チームウエア』:ワカンネ('A`)
◇
『エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント』:気合い入れて強化。
先日のKoral買収がここに直結。オラクルも2006年のStellentの買収によって本格参入。Microsoft、IBM、EMCなどもいる主戦場になりそうな場所です。
アプリケーションとしての魅力もさることながら、ここはやはりプラットフォームになりえます。ここを取ることで当然企業内検索もいけますし、Webコンテンツマネジメント、普通の文書管理、ECサイトへの展開などが考えられます。マルチテナントですのでThinkFree Docsのようなドキュメントエクスチェンジも簡単です。
Data is the Next Intel Inside。
じゃねーーかなーと思うんだけどなーーー。
オラクル、エンタープライズコンテンツ管理製品の計画を明らかに - ZDNet Japan
Oralceは2006年に、コンテンツ管理ソフトを開発するStellentの買収を完了させている。Oracle、Microsoft、IBM、EMCなどは、コンテンツ管理分野での取り組みを強化している。Salesforce.comもウェブコンテンツ管理市場に参入する意向を明らかにしている。
ちょっと前(2006/09/28)のガートナーの予測。
「2011年までにビジネス・ソフトの25%はSaaSモデルへ」,Gartnerが予測:ITpro
米Gartnerは米国時間9月28日,「2011年までに新しいビジネス・ソフトウエアの25%がSaaS(Software as a Service:サービスとしてのソフトウエア)モデルで提供されるようになる」とする予測を発表した。同社によれば,2005年のビジネス・ソフトウエア市場の売上高のうち,SaaSモデルのソフトウエアが占める割合はおよそ5%だったという。
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