2007年09月26日

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SaaSなんて絶対にバズワードで終わらせてやる

SaaSなんて絶対にバズワードで終わらせてやる。

全部取られてたまるか。ウチをなめるな。ウチはずっとお客さんの基幹システムの面倒を見てるんだ。大規模プロジェクトはリスクを背負えるウチみたいな大手じゃないと請けられないからな。サブシステムだろうと、どんな提案をするにもウチを通してもらわないと困る。システム全体の面倒はウチが見てるんだ。

「あ、CSVで03:00までにココにファイル置いておくから勝手に持って行って。フォーマットは変えられないから、そっちで加工して。」

でも実際には3次請けがやってるから、打ち合わせには同席させる。でもその場で判断できるわけがない。詳細は4次請けの使えるSEが知ってるんだから。
だいたい中途半端にパッケージを使ってるから、影響度分析をするのに1ヶ月かかる。だから見積もりは2ヵ月後だ。

4次請けから325万(5人月)で出てきた見積もりを叩いて250万にした。
3次請けのSE工数と20%の粗利を足して90万×2人月+250万÷0.8=492万
2次請けは10%でいいから492万÷0.9=547万だ。こいつらは何もしない。子会社だから食わせてやらないとな
だけどウチは粗利40%をクリアしないといけないし、PMがリスクを乗せるから最低価格は1367万だ。ということは落としどころは1,400万だな。
いつもあのお客さんには30%引きをしないと購買部が通してくれないから、見積もりは2,000万で出そう。

ウチの単価はSE:120万とPG:100万だから、SE:5人月とPG:14人月だ。
おいおいウチこんなに人いねーよ。さすがにバレる。
とりあえず上級SE:300万を2人月入れとこう
上級SE:300万×2人月、SE:120万×5人月、PG:100万×8人月で合計15人月の2000万だ。「重要かつ複雑なシステムであり、影響度分析とテストに工数が必要なため。」でいこう。

ココまで調整して、トータルに演出できるのがITゼネコンの営業だ。
全ての関係者を"生かさず殺さず"がモットーさ。
既得権益バンザイ。随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!随契!

そういえば「SaaSだとどうなるか」って聞かれてたな。「SaaSは一部に採用され始めてきていますが、まだ貴社の業務を行うには未熟であり、セキュリティ的にも不安が残ります。また、現状の業務を乗せかえるにはコンサルティングや業務分析、ビジネスプロセスの大規模な変更が必要になります。さらに継続使用は割高です。手元にシステムを置かないとなんかあったときにどうするんですか?既存資産を有効活用するためにも現行システムの改修がベストと考えます。」とでも答えておくか。SEに資料作らせよう。

つーか、いざとなったら現行システムからの繋ぎこみやデータの移行の見積もりを3倍くらいにして嫌がらせすればいい

こんな美味しいお客を放してたまるか。




appexchange at 00:00 │ ブックマークに追加する Comments(0)TrackBack(0)Cloud Computing / SaaS 

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