2007年10月03日

みずほ情報総研からSalesforceに関する記事が2本立て続けにでました。みずほ情報総研はセールスフォースのパートナーページでは、ロゴだけ掲載されていて詳細情報は載っていませんが、セールスフォースの販売パートナーです。
この記事Google様ではニュースではなくブログ扱い。Googleニュースにひっかからず危うく見逃すところでした...( ゚∀゚)アブネ。

金融機関2社の導入事例

9月24日付けの以下の記事は、金融機関2社に関する導入事例を紹介しています。A社では2ヶ月で検討・カスタマイズを行い、スクラッチ開発の半分の費用で済んだことや、B社では3ヶ月で一部ユーザでの試行開始(パッケージは1年、スクラッチは1年半の開発期間が必要)までいったことを上げ、「初期構築の費用・期間の縮小」と「自社内システム運用担当者の業務高度化」が成果だったことを挙げています。
また、考慮すべきポイントとして3点を挙げていますが、SaaSやSalesforceの特性を活かした使い方の本質が書かれており、大変参考になるのではないでしょうか。ココがわからない人はSaaSをパッケージ製品のように扱ってしまい、SaaSのポテンシャルを殺してしまいます。

[ケーススタディ]SaaSアプリケーションの導入〜金融機関2社におけるSalesforce導入の場合〜 | エンタープライズ2.0 Forum


ちなみに以下のプレスリリースと照らし合わせると、この事例は「みずほプライベートウェルスマネジメント」か「みずほキャピタル」??でも「等」って書いてあるから違うかな...。

みずほ情報総研、金融機関に対しWEB2.0を利用したオンデマンド型顧客管理・営業支援サービスを提供開始

2005年11月に営業を開始した我が国初の本格的プライベートバンキングである「みずほプライベートウェルスマネジメント」や、ベンチャーキャピタルである「みずほキャピタル」等で既に利用されております。

セールスフォースが先進的なわけ

もう一つは「徹底比較!!SaaS vs.パッケージ」の第一回です。セールスフォースが熱狂的なファンをうむ理由として「高いユーザビリティの実現」「スピーディな導入とカスタマイズ」「知らないうちにバージョンアップされている!」の3点を挙げています。コンシューマ向けインターネットサービスやパッケージソフトと比較しながら、わかりやすくSaaSが解説されています。
その中で印象に残ったのが以下の文章。珠玉の言葉。あー言っちゃったってカンジ。これはセールスフォースの戦略のキモをあらわしています。

[Think IT] 第1回:セールスフォースに見るSaaSの衝撃 (3/3)

見据えているのはもはやパッケージソフト販売モデルとの競争ではなく、近い将来SaaS業界の中に続々と出てくるだろうあらゆるソフトウェアサービスとの競争であったに違いない。
コンシューマ向けネットサービスが企業向けパッケージソフトと勝負したら、コンシューマ向けが使いやすさで勝つに決まっています。企業で心配なのはセキュリティだけ。だからそこをエンタープライズレベルに上げ、勝負の土俵を設定し、勝てるゲームにしているのです。コンシューマ向けネットサービスの異端児がエンタープライズ分野に殴り込みをかけている。それが今の状況です。それを理解できないからSaaSが理解できなくなってしまいます。この言葉はセールスフォースの戦略を理解し、的確に表現した言葉ではないでしょうか。
スケールしないアーキテクチャのシステムを言われた通りに作っていた人は感覚が鈍っていて、ゲームのルールが変わったことに気付いていません。SaaSは月額契約だからとか、ASPと違ってカスタマイズができ、システム連携も容易だからとかは表面的な"機能"の話でしかありません。
セールスフォースはもう900,000ユーザを超えました。コンシューマの世界と比較するとまだまだ小規模ですが、対エンタープライズではスケールメリットを十分に活かせます。このゲームに勝つにはGoogle、Yahoo!レベルのスケールメリットで凌駕するか、業務知識という深さで勝負するしかありません。Force.comと勝負するか取り込むか。選択が必要です。

ちなみにパージョンアップの回数は3年間で20回以上はなくて、「7年間で22回」が正解。次回のWinter'08では、23回目のバージョンアップで24世代目のSalesforceになります。ややこしいですよね。

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SaaS経済圏の拡大





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